人気ブログランキング | 話題のタグを見る

後編

前回の続き、、
そうであれば、やはり日本料理からはなれていってしまうのではないでしょうか。
イタリアンやフレンチ、中華料理などには大変に魅力があるのも事実です。わたし自身も好きで、休日にはよく食べます。 しかし料理というのは風土と歴史から生まれて、心と体と文化を形作るもの。とりわけ日本料理は油脂を使わず素材の味を引き出す技術を持つ、世界もうらやむ素晴らしい料理です。失ってしまうわけにはいきません。    宝をもっている当人が一番自覚がないというのはよくあることですが。まずは私達日本人が日本料理の魅力、おいしさ、体への優しさを再認識をしなくちゃなー、、、と思う今日この頃です。
# by senri_suizenji | 2011-02-17 20:42 | スタッフごはん

春来て大吉

まだまだ寒いですが、もう春の息吹はそこかしこに感じられます。
竹の子の料理を初めました。人吉方面の竹の子です。まだ価格は高いですが、香りがあって柔らかくいいものです。まずはシンプルに若竹汁に仕立てました。竹の子の香りと甘味、若布のミネラル感のある旨味が調和したお出しは、うーん、えも言われぬおいしさです。  
声高に旨さを主張するわけではない、控えめで高貴な、奥深い味わい。体の深い所に染み通るような、、 そんな味わいこそ日本料理の骨頂ではないでしょうか!!!

つい力が入ってしまいました。というのも日本料理と日本の家庭料理がフレンチやイタリアンに駆逐されつつあるという危機感を感じているからです。日本料理は線が細く淡く軽やかな料理なのです。それが世界に類をみない素晴らしい長所なのですが。  現代の生活が枯淡な味わいをゆっくりかみしめる習慣や時間を失っているとしたらどうでしょう、、、、、、、、、、次回に続きます
春来て大吉_e0222708_23323153.jpg

# by senri_suizenji | 2011-02-16 23:42

シャンパン研究

「ボランジェ」 気になっていたシャンパンです
ボランジェはシャンパーニュ地方のアイ村にある名門シャンパン メゾンだそうです。
家族経営のメゾンで、伝統の製法を守り常に高品質なシャンパンを造っているとのこと。
家族経営というところに親近感をおぼえます!

飲んでみました。 うーん、おいしいです。語彙が貧弱で申し訳ないです。
シャンパンは、「線の細さ、酸度、甘辛度、熟成感」の四点で味を表現するらしいですね。
線はやや骨太、酸は控えめ、中辛口、しっかりした熟成感がある。
と言う感じでしょうか。  特にしっかりした熟成感が際立って感じられます。  高貴な香ばしさの中に癖になるようなひねりのある香り、というんでしょうか。 飲めば飲むほど深みのあるおいしさのすばらしいシャンパンでした。
お高いので今回はハーフボトルです。
シャンパン研究_e0222708_15535647.jpg
  ご予約頂ければ泉里でも召し上がっていただけます。
# by senri_suizenji | 2011-02-15 15:57 | めざせ利き酒士

初節句

私事で恐縮ですが、今年のひな祭りは我が家の一歳になる長女の初節句です。
嫁と二人で暴れる娘をなだめながら、ひな人形をかざりました、。
ご先祖様から伝わる日本の美しい文化をめでて、感謝して、また次の世代に伝えていくのも私達の務めです。  料理人は料理を作るという本分でその務めをになっていきます。
初節句_e0222708_2145080.jpg

# by senri_suizenji | 2011-02-10 21:50

うちごはん

今日のスタッフごはんは野菜の煮しめ!
だったのですが、写真をとり忘れたので、うちごはんを紹介します。
まぐろといかのカルパッチョと鳥もも肉のロールのオーブン焼きです。
カルパッチョはニンニクオイル 3 バルサミコ 1 塩胡椒少々を合わせて軽く火にかけ、酸味をまろやかにしたもので味をつけます。  サラダにも、肉や魚のソテーにも使える応用範囲の広いソースなのでお試しください!
 
鳥もも肉のロールは身側に炒めた玉ねぎとニンニクを置き、くるっと巻いてタコ糸でしばって焼いてみました。
身側が包まれて直接火に当たらない分しっとりと焼きあがります。上々の仕上がりで、泉里が洋食屋さんならメニューにのせたいぐらいです。 軽めの赤ワインと良く調和するようです。
うちごはん_e0222708_22445547.jpg
うちごはん_e0222708_2245311.jpg


# by senri_suizenji | 2011-02-09 22:46

熊本市水前寺公園 日本料理泉里を宜しくお願い致します


by senri_suizenji